さて前回の続きです
浜松市立の中学校 水筒の微生物汚染状況の調査です
これは8年前の学校保健会の「学校薬剤師部」が行った発表です
以下概要を記載します
検体 100検体
検査した飲料 水 6検体(水道水 浄水器水道水 ペットボトル)
麦茶 69検体(水だし 煮だし ペットボトル)
緑茶 17検体(水だし 煮だし ペットボトル)
ウーロン茶 1検体
スポーツドリンク 7検体(粉末を溶解 ペットボトル)
結果
一般細菌 100個未満 6
1000~10000個 11
10000~100000個 40
100000~1000000個 33
1000000~10000000個 4
10000000個以上 1
平均 32000個 /ml
参考 水道法における水道水の一般細菌の基準値 100個/ml未満
かび
陰性 18
陽性 82
水筒中の飲料の微生物汚染状況からは衛生的とは言えない現状が明らかになった
検査結果から水筒だけでなく冷蔵構内のポットにもあると推測された
今回検出された細菌やカビが直ちに健康に悪影響を与える可能性は
少ないと思われるが水道末端蛇口からは日本中どこでも飲用適の
水が供給されている以上 自己管理の水筒もなるべく清潔に保ちたいものである
とあります
要するに持参した水筒の水より 学校の蛇口から出る水のほうが安心だということです
水筒を持参するときは毎回十分に洗浄することが大事です
学校薬剤師は
日々学校の環境衛生について点検確認しています
学校の水は安心安全です
どうぞ安心して飲んでください
水の検査は浜松市薬剤師会が運営している浜松環境衛生研究所にどうぞ